オーストラリア・シドニーのHills RC Offroadで行われている「IFMAR 1/10電動オフロード世界選手権(2WD)」はプラクティス走行が終了しました。最終4ラウンド目でTeam AssociatedのMarcus Kaerup選手がトップタイムを記録しました。
プラクティスの流れ
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序盤はSchumacherのMichal Orlowski選手が2ラウンド連続で最速をマーク
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後半はTeam Associated勢が主導権を握り、3ラウンド目はDavey Batta選手が最速、Marcus Kaerup選手が2番手
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最終ラウンドではMarcus Kaerup選手が3周連続ラップ、5分間通しともにトップに立ち、総合で最速に浮上
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2.5秒差でDavey Batta選手が2番手、Spencer Rivkin選手が3番手でB7勢が上位を独占
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3周連続では加藤航輝選手がKaerup選手に最も迫るタイムを記録(ただし走行開始時にマシンの電源が入っておらず、初周を逃したため5分間の記録は不完全)
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Clement Boda選手はRound 4でファステストラップを刻み、3周連続ではDavide Ongaro選手に次ぐ4番手に位置
選手コメント
Marcus Kaerup選手
「最後の走行はとても良かった。操舵性を高めるために変更を加え、タイヤも別のものを試した。予想通りではなかったが結果的に速かった。グリップラインもできて走りやすくなっている」
加藤航輝選手(Team Associated / Team AJ)
「美しいレイアウトのコース。3周連続では良いタイムが出たが、走行開始時に電源が入っておらず恥ずかしいミスをした。フロントタイヤはリブを使い、満足している」
Davide Ongaro選手
「常にトップ5、トップ6に入れていて良い感じ。ブレーキフィーリングの改善が必要だが、全体的に満足。タイヤは複数試しているが大きな差はなく、信頼できるものを選びたい」
Clement Boda選手
「最後の走行はとても良かった。Davide Ongaro選手やチームと協力して改善できている。フランスには似た路面がないが、このダート路面とレイアウトが気に入っている」
Davey Batta選手
「プレ世界戦では結果が出なかったが、その後自宅近くで似た路面を探して練習した。今はクルマも良くなってきており、あとはステアリングをもう少し効かせて速さを引き出したい」
Michal Orlowski選手
「後半は遅くなる一方だった。チーム内の他のマシンは速さを見せているので、違いを比較して改善したい。今はクルマの挙動が不安定で一貫性を欠いている」
出所:RED RC

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