タミヤグランプリ全日本選手権2025では、新たに「XMチャンピオンシップ」が採用され、人気シャーシXM-01が注目を集めています。今回はパイセンRCが実走テストを交えながら、オンロード仕様XM-01のセッティングポイントを徹底解説しています。
■ 使用ボディと特性
パイセンRCが推すXM-01用ボディは以下の通り。
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フォルクスワーゲン カルマンギア
低重心・ワイド幅でハイグリップ路面に強く、ハイサイド防止に有効。 - 
FIAT 131 アバルト
シャープな曲がりが特徴。 - 
マツダ デミオ
扱いやすく、バランスの良い挙動。 
カルマンギアはボディを極限まで低くセットでき、丸みを帯びたフロント形状により初期レスポンスがマイルド。特にカーペット路面や高グリップ環境で安定した走行が可能。
■ タイヤ・インナーの選択
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アスファルト路面
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前後:ハードタイヤ
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インナー:フロント=スーパーハード、リア=ハード
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グリップが高ければ前後スーパーハードも推奨。
 
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カーペット路面
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フロント=Mグリップ(スーパーハードインナー)
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リア=ソフト(ハードインナー)
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夏場や路面仕上がりによってはリアをハードタイヤに変更。
 
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■ 駆動系
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フロント:ダイレクト(加速重視)
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操作が難しければギヤデフ+10万番オイルも可。
 
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センター:ギヤデフ or ダイレクト
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リア:ギヤデフ(3000番オイル)
 
■ サスペンション設定
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サスマウントで幅広い調整、ローダウン仕様
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フロントダンパー:リアより柔らかめのオイルとスプリング
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リアダンパー:XV-01用ハードスプリング+フロントより硬めのオイル(気温で変更)
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ダンパー角度は寝かせると曲がりやすく、立てると直進安定性向上
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ハイサイド傾向時はトレッド拡大、リアキャンバー寝かせ、ステアリング切れ角を約10%減
 





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