Team Associatedが、最新1/10スケール4WDコンペティションバギー「RC10B84」の詳細を公式YouTubeチャンネルで発表しました。
本モデルは「RC10B74.2」の後継として開発され、2WDの「B7」シリーズからの技術も取り入れた新世代シャシープラットフォームです。
主な技術仕様と特徴
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RC10B74.2およびRC10B7の設計を融合
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B7との高い部品互換性
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リアアーム、ハブ、ドッグボーン、ショック、ウイングマウントなど多数
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2種類のキット構成
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カーペット用:デカップルドスリッパ付き
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クレイ路面用:センターデフ付き
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新設計のテーパードシャシー(2.5mm厚)
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剛性と低重心を両立
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新型ステアリングジオメトリ
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長いステアリングリンクにより一貫性のあるバンプハンドリングを実現
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サーボマウント、センター部の補強構造を刷新
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キャスターブロックにピルインサート調整機構
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新型ショックタワーカバー(カーペット用)を標準装備
実戦テスト:IFMAR世界戦ウォームアップ(オーストラリア)
2025年に開催されたIFMAR世界戦ウォームアップにおいて、「RC10B84」は初の実戦テストが行われました。
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Spencer Rivkin選手が全セッションでB84を使用
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Aidan Horne選手も開発用個体を使用して参戦
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開発チームによる現地でのテスト走行・セッティング調整を実施
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現地では少人数チームで効率的なデータ収集と解析を行った
ドライバーコメント・評価(概要)
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「Q1でベストタイムを記録し、最初から良好なフィーリング」
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「特にクレイやカーペット両方においての対応力に優れていた」
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「最小限のセットアップ変更で安定したバランスを実現」
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「パーツ共通化による荷物削減とコストダウンが可能」

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