INFINITYの下高章選手が、IF18-III 向けの新しい6mmメインシャフトの特徴と組み立て方について詳しく解説しました。
6mmシャフトのメリット
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従来の8mmシャフトから6mmへ軽量化し、約7gの軽量化に成功
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軽量化によりレスポンス向上やエンジン回転の改善が期待できる
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リアの車体挙動も変わり、滑らかで柔らかいリアの動きを実現
新設計のポイント
1. Dカットの廃止とピン固定方式の変更
以前はDカット加工された部分にイモネジで固定していたが、新型はDカットをなくし、単純にピンで固定する仕様に変更
2. ワンウェー用の筒(スリーブ)
付属のワッシャーと筒により、6mmシャフトから8mmシャフトのワンウェーが使用可能。筒を装着することで、ワンウェーの滑り・トラブルを軽減
3. スナップリングによる固定
これまでのEリング固定からスナップリングに変更し、リングの回転や脱落を防止
4. 新設計プーリーのガイド溝
プーリーのスナップリング部にガイド溝が設けられており、溝を内側に向けて組み付ける必要がある
5. 精度の高いカラー
カラーの精度が向上。ベアリングを先に入れるのではなく、まずカラーをシャフトに入れてからベアリングを装着する手順が推奨される
組み立て時の注意点
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プーリーは自由にスライド可能なので、ベルトがまっすぐ通るように左右の押さえで調整
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シャフトはネジでしっかり固定でき、走行中に緩みにくい設計
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ネジの取り外しは無理に六角レンチで回そうとせず、古いピニオンギヤを使ったり、小型プライヤーやトミー製スパナなどを活用し安全に行うことが推奨される
下高選手からのメッセージ
「6mmシャフトは軽量化による走行性能向上に効果的です。組み立てや調整のポイントを守って、ぜひ試してみてください」と語っています。

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