Max Mächler選手のAwesomatix A800RRを徹底解剖

 

AwesomatixチームマネージャーであるMax Mächler選手が、ETS第1戦（アペルドールン）のPro Stockクラスに、新型「Awesomatix A800RR」を投入しました。

成功を収めたA800Rから進化したこのマシンは、多くの改良が施されています。

A800RRは、新開発の「D4ダンパー」を搭載し、従来はダンパーの組み換えが必要だったリニア、セミプログレッシブ、プログレッシブの3種類の減衰特性を外部から切り替え可能にしました。また、新型のスプールは回転質量を削減し、デフとスプールで同一のプーリーが使用できる仕様に変更。これにより、メンテナンス性と性能が向上しています。

さらに、これまでオプション扱いだった「SPR23-Rショック」「AM180EVO2ステアリングアーム」「AM23-1リアコントロールアーム」が標準装備に。新開発の「AM278-EVOバルクヘッド」もSCCスチールシャーシコンバージョンキット由来のパーツとして標準化され、今後のスチール仕様へのアップグレードも容易です。サスペンションジオメトリはA800Rから継承され、D4ダンパーと組み合わせることで、これまでにない調整幅を実現しています。

Max選手のマシンには、SCCスチールシャーシコンバージョンセット、C127S-G1/C127-G1トップデッキ、FSSステアリングセット、SB3x5ALアルミビス、Awesomatixサンプルチタンボールスタッド、C07RFカーボンフロントバンパープレート、MXLR製フロント＆リアボディサポート、MXLR LWフレックスバンパーなどが搭載されています。

使用マシンのスペックは以下の通りです。

シャーシ: Awesomatix A800RR
ボディ: ZooRacing Panterra
ESC: Hobbywing XeRun XR10 Stock Spec ETS
モーター: Hobbywing G4R 17.5T ETS
バッテリー: Team EAM 6300mAh
プロポ: Sanwa M17
サーボ: MKS HBL 575 SL
タイヤ: Matrix ETS Handout

出所: ETS | Euro Touring Series