Adam Drake選手が、HOBBYWING製ESC(XR8 Pro Gen3)を用いた電動バギーおよびトラックにおけるブーストとターボタイミングの設定と違いについて解説しています。
■ 設定例(2200KVモーター使用時)
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バギー
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ブースト:0度
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ターボ:10度
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トラック
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ブースト:5度
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ターボ:10度(例:大ジャンプ対応で15度に増やすことも)
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■ ブーストとターボの違い
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ブースト(Boost)
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初期加速(低速域)でのパワー向上に寄与
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トリガーを引き始めたタイミングから効き始める
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例えるなら「発進加速用のブースター」
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ターボ(Turbo)
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スロットル95~100%のときに作動
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直線での最高速向上に寄与
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例えるなら「高速域でのギアシフトのような感覚」
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■ 使用のポイントとアドバイス
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低グリップ路面
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出力をマイルドにするため、ブーストを抑えたり、ソフニングやレンジ設定を活用すると良い
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高グリップ路面
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必要に応じてブーストを加える(ただしバギーでは通常5度まで)
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バギー
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トラクションが不足しやすいため、ブーストを0度にすることで扱いやすさが向上
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トラック
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車体が大きく、加速力が求められるため、ブーストとターボをバランスよく設定するのが効果的
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■ ドレーク氏の補足
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トラックの例では、大きなジャンプの手前で加速が欲しい場合、ターボを15度に増やすことで楽に飛び切ることができたとのこと。
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ターボによる高回転領域のパワーアップは、インフィールドでは扱いやすさを損なわずにストレートの加速だけを助けてくれるため、非常に実用的な機能としています。

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