G-Force RC Monkey サル二郎商店 SUB-C

21.3.25

Jilles Groskampが解説:RCカーのドロップを正確に測定する3つの方法


ブランク

 


この動画ではJilles Groskamp選手が、「ドロップ(Droop)=ダウンストップ量」の測定方法について、複数の手段を比較・解説しています。


ドロップとは?

  • サスペンションが伸びる量のこと(ダウンストップ量)
  • 左右の差があるとマシンがねじれたり、バランスを崩す原因になる
  • 特に電動(EP)マシンでは繊細なセッティングが求められる

主な測定方法とその特徴

① ドロップブロック+ゲージ(一般的な方法)

  • 10mmや20mmのブロックをシャーシ下に置き、アームの下端やナックル下端までの距離をゲージで測定
  • 長所:簡単で素早く測れる
  • 短所:ナックルの摩耗や個体差の影響で正確さに欠ける場合がある

② モノRC製アクスル高測定ゲージ(EP向け)

  • ホイールを外して、アクスルに専用ツールを取り付け、車高ゲージでアクスルの高さを直接測定
  • 長所0.2mm単位で高精度な計測が可能
  • 短所:ツールの装着に手間がかかる、前後で使えないこともある(特にNitroフロント)

③ ノギス(キャリパー)を使った方法

  • シャーシ下からアクスルまでの高さを直接測る
  • 長所左右の差が正確に測定できる、最も精度が高い
  • 短所:測定にやや時間がかかる、慣れが必要

実践例(Jilles選手のマシン)

  • IFMAR 1/10 Nitro世界選手権車両を例に解説
  • 走行後にノギスでアクスル高さを計測すると、片側がわずかに変化(0.3mm程度)していたが、レースには問題なかった
  • それでも高精度な管理がパフォーマンスに直結すると強調

結論

  • 一番精度が高いのは「ノギスを使ってアクスル高さを直接測る方法
  • EPカーには「アクスルゲージ」も有効
  • ブロック&ゲージ方式は簡易的には有効だが、測定誤差に注意が必要



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