Bruno Coelho選手がRC Racing TVのポッドキャストに出演し、2024年の世界チャンピオンとしてのインタビューを受けました。主な内容は以下の通りです。
Bruno Coelho選手の移籍について
Coelho選手は長年所属していたXRAYからINFINITYへ移籍。この決断について、「新しい挑戦であり、今後後悔しないためにも選択した」とコメント。契約終了までXRAYを100%サポートし、互いに敬意を持って別れたことも強調しました。
INFINITYのツーリングカープロジェクト
- プロジェクト開始時期: 2023年3~6月頃に設計開始
- 開発チーム: Francisco Kenji Sを中心に、INFINITYのエンジニアチームが担当
- テスト状況: 2024年1月に初走行。特にグリップとトラクション性能に驚き
- 現在の状況: プロトタイプ段階から量産へ移行中
Coelho選手は、「今までXRAYのマシンしか走らせたことがなかったため、比較対象がなかった」としつつ、「初のテストで自身のホームトラックのラップレコードを更新した」とそのポテンシャルを評価。
2024年のレーススケジュール
- メインカテゴリー: ツーリングカー
- サブカテゴリー: 1/8オフロード(ニトロ&電動)
- 参戦予定の大会: TITC、ETS、世界選手権(ポルトガル開催の1/8オフロード)
TITCに向けた展望
INFINITYのツーリングカーは、カーペットよりもアスファルトでのテストを重視。TITCが初の大規模レース参戦となり、「勝つことを目標とするが、新プロジェクトの初レースなので、現実的な視点も必要」と慎重な姿勢を示しました。
モディファイドクラスの衰退について
「ストッククラスは簡単で扱いやすいため人気が高いが、モディファイドは出力が大きく、適切なセットアップが求められるため敬遠されがち」と分析。しかし、「ストッククラスのコストが必ずしも安いとは限らない」とも指摘しました。
ヨーロッパ勢の躍進
「アメリカでは多くのクラスがあり、一人のドライバーが複数のカテゴリーに出場する傾向がある。一方、ヨーロッパは特定のカテゴリーに集中するため、競争力が高まる」との見解を示しました。
今後の展望
- ツーリングカーが今後の主軸
- 1/8オフロードも継続参戦
- 将来的に1/10および1/8オンロードへの復帰の可能性あり
Bruno Coelho選手は、「INFINITYでの新プロジェクトは、単なる移籍ではなく、RC業界にとっても大きな変革となる」とし、新たな挑戦への意欲を見せました。

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