G-Force RC Monkey サル二郎商店 SUB-C

10.11.25

HOBBYWING「プロのヒント」シリーズ。Spencer Rivkin選手が語るビンテージレース用ESCセットアップ


ブランク

 


HOBBYWINGが、チームドライバーのSpencer Rivkin選手によるビンテージRCレース向けセットアップ解説動画を公開しました。

動画では、Spencer Rivkin選手がラスベガスで開催された「Team Associated Vintage Off-Road Championships」参戦時のセッティング内容を紹介。使用マシンはTeam Associated製RC10およびB3で、モーターとESCの詳細な設定値を公開しています。

使用したESCは「XR10 Pro G3」、モーターは「Hobbywing G4R 13.5T」で、ローターは標準仕様。モータータイミングは42度に設定され、ギヤ比はスパーギヤ75T、ピニオンギヤ25Tを使用しています。走行中のモーターおよびESC温度は約140〜160°Fで安定していたと説明しています。

また、HobbywingのOTAプログラマーを使用し、ESCの内部温度確認や設定変更を実施。動画内では、ビンテージクラス用の代表的な設定値も公開されています。


【ESC主要設定】

  • 使用ESC:XR10 Pro G3

  • 使用モーター:G4R 13.5T(タイミング42°)

  • ギヤ比:スパー75T/ピニオン25T

  • BEC電圧:6V

  • スマートファン:有効

  • モーター回転方向:反時計回り

  • スロットルレート:23

  • ニュートラルレンジ:6

  • ドライブ周波数:10KHz

  • ドラッグブレーキ:12%

  • ドラッグブレーキ周波数:4KHz

  • ブレーキ周波数:4KHz

  • 最大ブレーキ力:85%

  • ブースト・ターボタイミング:無効

この設定は、当該イベントのクラス規定(13.5Tモーター、ブースト禁止)に準拠したもので、ビンテージカー特有の後方モーター配置に合わせ、ブレーキ特性を強めに調整している点が特徴です。

Spencer Rivkin選手は動画内で「現代ESCでも同様の考え方で設定可能」と述べており、Hobbywing製ESCを使用するビンテージRCユーザーに向けた参考データとなっています。



つくばラジコンパーク

0 件のコメント:

コメントを投稿