Adam Drake選手が、HOBBYWING製ESCにおける駆動周波数(Drive Frequency)とブレーキ周波数(Brake Frequency)の設定について解説する動画を公開しました。
動画では、無限精機の「MBX8R EcoBuggy」に搭載された「HOBBYWING XR8 Pro G3 ESC」を使い、ESC設定のうち特に「Drive Frequency」と「Brake Frequency」の役割とその使い分けについて丁寧に説明しています。
Adam Drakeによると、これらの周波数は「スロットルやブレーキの効き具合そのもの」ではなく、「ニュートラルから最大入力までの反応の滑らかさ」を調整するもので、数値を高く設定するほどステップが細かくなり、よりスムーズな操作感になるとされています。
【Drive Frequencyの設定】
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標準設定:8000Hz
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低グリップ路面:10000Hz程度に上げてスムーズに
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高グリップ路面やジャンプ直後などスピンの心配が少ない場面:6000Hz程度に下げてレスポンス重視
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設定範囲の目安:6000Hz〜10000Hz(1/8スケール)
【Brake Frequencyの設定】
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過去は8000Hz〜10000Hzを使用していたが、現在はより低い設定に変更
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標準設定:2000Hz
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1/8電動トラックではさらに低く、1500Hzや1000Hzを使用することも
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これによりブレーキのフィーリングや操作の精度が向上
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最大ブレーキ力:60%
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送信機側EPA設定:約85%
また、セッティングの変更には「HOBBYWING LCDプログラマー」または「Bluetoothモジュール」が使用可能で、コース状況に応じて手軽に調整できると説明しています。

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