ラジコンでフィリピンチャンピオンを目指す13歳の少女ナディンが、師匠ノッキーとの2回目の練習に挑みました。今回のテーマは、ハイグリップタイヤを装着したマシンでのコントロール性とスムーズな走行です。
準備とやる気の姿勢
ナディン選手は荷物の展開から車の整備、搭載までを自分で行っており、ノッキー氏は一切手を出していないと説明しています。現地到着から約5分で走行準備が整い、やる気の高さがうかがえました。
目標タイム設定と走行練習
今回の練習では、ノッキー氏がナディン選手のマシンで走行し、5周で約51秒という基準タイムを提示。そのタイムに対して「+5秒以内(55.9秒以内)」でナディン選手が走行できれば、ジュースをご褒美に提供。さらに55秒ジャストであれば、新品ボディをプレゼントするという条件を設定していました。
指導方法と反応
ノッキー氏は、細かい技術指導は避け、操作の様子を手元で見せることでナディン選手の理解を促す方法を採用しています。本人の手の動かし方を観察することで、ナディン選手の走りが大きく変化したと述べています。
ハイグリップタイヤでの挑戦
今回ナディン選手は、スイープ製のハイグリップタイヤを装着して走行。ノッキー氏によると、「丁寧な操作でバキバキのグリップを扱えるようになってきた」とのことで、走行の安定感が向上している様子が見られました。
実際のタイムとプレゼント
最終的に、ナディン選手は56秒台を記録し、設定された55秒以内の目標にはわずかに届きませんでしたが、ご褒美として新品のボディが贈られました。
今後の課題と方針
動画の後半では、「速さよりもラジコンを楽しいと感じ続けることが大切」とするノッキー氏の指導方針が語られています。過度な技術指導は行わず、本人が自然と気づき、成長できるようサポートする姿勢が印象的でした。
また、今後は3周差、4周差といった実力差の可視化を通して、少しずつ目標達成を積み重ねていく形式で練習を続けていくとのことです。

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