Team Cayoteの公式ポッドキャスト「Jilles Groskamp: World Champion, Team Cayote & Racing Insights | Episode 1」にて、世界チャンピオンのJilles Groskamp選手が自身のキャリアと現在の活動について語りました。
Groskamp選手がRCレースを始めたのは1993年、13歳のときでした。オランダ・ヘムステードにあった地元のトラックでRCカーの走行を重ね、やがてCorally、TAMIYAといった有力メーカーと契約。2002年にはTeam XRAYとともに世界選手権ファイナルへ進出し、その後TAMIYA、HB、INFINITYといったチームでトップドライバーとして活躍してきました。2012年には、電動ツーリングカー部門でIFMAR世界選手権優勝という大きな成果を収めています。
現在はTeam Cayoteに所属し、かつてのパートナーであるOscar Jansen氏と再びタッグを組んでいます。CayoteのリポバッテリーやESC、モーターについては「非常に軽量で高出力、そして安定性にも優れている」と高く評価しており、実際にTITCのストッククラスでは優勝も果たしているとのことです。
また、ESCのセッティングをBluetooth経由でスマートフォンから操作できる利便性にも触れ、「アプリの使い勝手が良く、他のドライバーとセッティングを共有するのにもとても便利です」と述べています。
Team Cayoteには、Marc Rheinard選手やMichal Orlowski選手といった世界的トップドライバーも所属しており、セッティング情報をチーム内で共有することで、パフォーマンスの向上を図っているそうです。Groskamp選手は「ブレーキ設定やバッテリー容量の選択などを細かく比較できるのがチームの強みです」と語っています。
Cayoteのバッテリーに関しては、6300 mAhから6800 mAhへ変更したことで安定感が向上し、「高グリップな路面での長距離レースでは容量の大きさが大きなアドバンテージになります」と実戦に基づいた見解も示しました。
現在はオランダに拠点を移し、家族との時間を大切にしながらも、RCレースへの情熱を持ち続けて活動を続けています。今後のGroskamp選手の活躍、そしてTeam Cayoteのさらなる製品開発に注目が集まります。

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