G-Force RC Monkey サル二郎商店 SUB-C

13.5.25

ブースト設定の基礎と応用 ─ Spencer Rivkin選手が徹底解説


ブランク

 


Team AssociatedのトップドライバーSpencer Rivkin選手が、HOBBYWING ESCにおけるブースト設定の考え方と具体的な調整方法を解説。回転数(RPM)を基準としたチューニングに焦点を当てています。

主な内容:

  • 基本コンセプト

    • ESCのブースト機能は、指定した回転数(RPM)範囲内でモーター進角(タイミング)を自動的に追加して加速性能を高める機能

    • ブーストの始点と終点を最大モーター回転数の何%かで考えると調整がしやすい

  • 具体例

    • 最大RPM:59,000rpm(データログより)

    • ブースト開始:最大RPMの20% → 約11,800rpm

    • ブースト終了:最大RPMの40% → 約23,600rpm

    • この範囲で5°の進角を設定することで、スムーズかつ効果的な加速が得られる

  • ウィンドウ幅の考え方

    • 開始RPMと終了RPMの差が大きいとブーストは緩やかに発生し、マイルドな特性

    • 差が小さいと瞬間的に強い加速(アグレッシブ)となる

    • 使用路面や好みに応じて調整が可能

  • 設定方法の種類

    • Spencer選手は「RPMベースのブースト設定」を推奨

    • 「Auto(自動)」はHOBBYWING独自のアルゴリズムに基づくが、トリガー操作と連動した調整がしづらいため、レース志向ではRPM設定が適しているとのこと

  • 補足ポイント

    • トリガーの20〜40%の操作領域に対応させることで、走行中のイメージとリンクしやすく、再現性のあるセッティングが可能



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