麻婆亀仙流チャンネルが、2025年静岡ホビーショーにて京商の復刻モデル「ターボオプティマミッドスペシャル」を徹底取材。開発担当の粉川章氏が、当時と現代をつなぐ設計思想を語りました。
■ ターボオプティマミッドスペシャルとは?
1980年代後半の名車「オプティマミッド」をベースに、当時存在したロングホイールベース仕様「スペシャル」を現代の技術でリファインした復刻モデルです。
主な特徴
・ホイールベースを18mm延長し安定性を向上
・振り分けバッテリー(バラセル)対応スペースを確保
・アッパーデッキやベルトカバーも専用のロング仕様に変更
・当時と同様に細身のフロントタイヤを再現しつつ、操作性を考慮した絶妙な太さに調整
・アンダーガードは新設計で脱着性と実用性を改善。ベルクロによる固定方式も導入
■ 当時からの変更点と現代的アップデート
現代のユーザーに配慮し、パーツの脱着性や耐久性、走行安定性が向上。バンパーの設計変更により、アンダーガードの固定方式も実用的に改善され、作業性が大きく向上しています。
ショーティバッテリーへの対応もオプションパーツで用意。ノーマルシャーシのクラシックなシルエットを維持しながら、現代レースシーンでの実用性も両立しています。
■ コンバージョンも可能
既存の「オプティマミッド」からのコンバートも可能。メインシャーシ、アッパーデッキ、ベルト、ベルトカバー、バンパーなどを交換することで、ミッドスペシャル仕様にアップグレードできます。
■ 発売予定と今後の展開
発売は2025年6月下旬を予定。京商カップなどの競技使用も視野に入れられており、「ミッド」系モデルは2種体制に。ダート走行やビンテージレースでも期待が高まるマシンです。

0 件のコメント:
コメントを投稿