イタリア全日本選手権 第1戦がLenoで開催 ─ IF18-3が45%のシェアを記録

 

2025年4月24日～27日、イタリア・Lenoサーキットで「Italian National Championship Round 1」が開催されました。Ielasi Trophyの開催から間もないこの名門コースには、イタリアのトップドライバーたちが集結し、開幕戦にふさわしい熱戦が繰り広げられました。

今回から支給タイヤ制度が導入され、公平性の高いレース環境が整備されました。注目すべきは、出走マシンのうち45％がINFINITY IF18-3であったという事実。

主な結果とハイライト

【PROクラス予選】
Dario選手が圧倒的な速さでTQを獲得、Carmine選手が2番手で続き、チームがワン・ツー体制を築きました。

【SPORTクラス予選】
Luca Ielasi選手が3ラウンド連続で勝利しTQ獲得。若き才能が躍動しました。

【SPORTクラス決勝】
Luca Ielasi選手がポール・トゥ・ウィン。Forgnoli選手とRomano選手が表彰台を獲得。Nadia Raiola選手は初の決勝進出を果たしました。

【PROクラス決勝】
レース序盤はDario選手とCarmine選手が高速バトルを展開。しかしCarmine選手が電装トラブルで30分付近にリタイア。一方、Lamberto選手は戦略的な走りでタイヤと燃費を巧みに管理し、LCQ（ラストチャンスクオリファイ）から3位表彰台に食い込みました。

次戦は9月、Fioranoサーキットで開催予定。新体制での運営となるこの会場で、さらなる激戦が期待されます。

出所：INFINITY