Mighty Nokkey's R.C.部屋が「違いの生まれるラジコンのタイヤ接着のお話」を公開しました。
タイヤ接着の基本から応用までを実演を交えて紹介。ちょっとした工夫や注意点が、ラップタイムや走行安定性に大きく影響することがわかります。
■ 貼り方は大きく2種類
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リムの表面(縁)だけに接着剤を流し込む方法
もっとも一般的で、瞬着をピンポイントで流し込みやすい -
リムの奥までしっかり接着する方法(推奨)
ホイールの内側のフラットな面まで接着剤を流すことで、タイヤの横剛性が上がり、転がり性能が向上
■ 接着剤の選び方が決め手
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88(ハチハチ)ブランドの瞬着が特におすすめ(フィリピンでは160円ほど)
→ サラサラで流れやすく、脱脂不要なほど密着力が高い -
タミヤ製の接着剤も安定感あり(若干粘度高め)
※気温・湿度・タイヤの種類により適した瞬着を選ぶのが大切。特に湿度が高いと硬化が早まるため要注意。
■ 貼る前の「下処理」が最重要
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パーティングライン(製造時のバリ)を必ず処理すること
→ ホイールの出っ張りがインナーを押し出し、結果としてグリップ低下・小さな跳ねの原因に -
ニッパーやヤスリで整え、「出っ張りも凹みもない状態」にするのが理想
■ 実際の接着工程のポイント
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ブランドロゴなどの刻印は基本的にすべて外側に統一
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インナーを入れた後は、しっかり揉んで馴染ませる
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瞬着はタイヤの内側から流し込み、押さえ方は指の腹で軽く数秒ずつ押す
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外周に最後に薄く塗って接着の「縁」を補強
■ 最後に確認すべきこと
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隙間がある箇所は、必ず再度接着剤を流し込むこと
→ その際、強く剥がさないように注意(瞬着の飛び跳ね事故防止) -
完全に乾燥した後、縁も念入りに補強すると耐久性アップ

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