2018年7月4日水曜日

15年遡って数値で分析するラジコン人気の推移と比較


スパイラルWEBストア

今年ホビーラジコン業界が厳しいみたいです。

「実は儲かってます、ゴニョゴニョ・・・」という話も聞くのですが、それは稀なケースで業界全体としての売上は下がっているのでしょうね。

ラジコン製品の売上の推移はそれぞれの小売店で把握出来ているはずですが、通常は表に出るデータではないので、どれだけ下がっているのかを客観的に知るすべがありません。

データが把握できないと、今後盛り上げていく上での施策も考えにくいですし、やったところでぼやっとした結果しか生まれません。

今回は売上や市場規模でラジコン人気の変化を追うのは諦めて、Googleトレンドでデータを出してみました。

Googleトレンドというのは、特定の検索キーワードの検索回数を簡単に知ることができるツールです。

当然ネット上に限った情報ですが、客観性があり、分析する側の人間の感情とかは一切無視してズバッと結果を出してくれます。


そんなわけでズバッといきます。

「ラジコン」というキーワードがどれだけ検索されたかというグラフです。

2004年から現在までなのでおよそ15年の推移ですね。

2006年10月をピークとして、2011年3月まで右肩下がりです。

ここからしばらくはあまり上下しませんが、2016年あたりからもう一段落ちてしまいます。

2000年代半ばから後半にかけて75あたりだった数値が、現在では35までさがっていますので、半分近くも"ラジコン"というワードが検索されなくなったことになります。


3年くらい前からドローンが話題ですよね。これはラジコンとドローンとの比較です。

2015年に話題となりその後一気に下がっていますが、右肩上がりをキープして、現在ではラジコンを抜いています。

次にまったく違う業界とも比較してみましょう。


将棋・囲碁とラジコンの比較です。

将棋に関しては藤井聡太七段の活躍や、ひふみんこと加藤一二三さんのバラエティ番組出演などもあり、近年大きく増えています。

一方、囲碁は低空飛行。

世の中の関心度が、囲碁とラジコンとでほぼ一緒というのは興味深いです。


次はラジコン界トップ3メーカーです。

タミヤはプラモデルやミニ四駆もあるので数値が高くなっています。若干下げていますが近年はほぼ平行でしょう。

京商はここ10年ほどでだいぶ下げてしまいましたが、個人的には下げ止まったと思います。
経営体制も変わり、静岡ホビーショーでも手堅い製品が発表されていました。

ヨコモの場合、展開している製品はラジコンのみで、上記2社と比べて企業規模が小さいですが、大きく下げることもなく一定の数値をキープしています。2013年10月だけグイっと上がっているのは「ほこ×たて(フジテレビ系列)」の影響ですね。


そんなわけで、15年遡ってみてラジコンの注目度が下がっているのは事実といえます。

最後に見事にV字回復を遂げた例をみてみましょう。


新日本プロレスです。

人気低迷のイメージが強いプロレスですが、プロレス人気は復活しています。

新日本プロレスの業績はV字回復、Googleトレンドでも見事に右肩上がりになっています。

2012年にブシロード(ゲーム会社)が新日本プロレスのオーナーになり、これまでの宣伝手法以外に、選手にSNSやブログを積極的に活用させました。

さらにカードゲームとのコラボなどで人気選手を作っていき、女性ファン・海外ファンをも生みました。

業績は20年ぶり最高益。

新日本プロレスの社長(ブシロードからの出向。V字回復後に退任)はもともとアニメ業界の人でプロレス団体の経営ははじめて。しかも若い。

プロレス畑の歴代経営者に出来なかったことを、プロレスの素人社長が成し遂げてしまいました。


谷田部アリーナ

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