コンピューターが勝てるようになるには、まだ十数年はかかるだろうと言われていたプロ囲碁棋士との勝負で、Google DeepMindによって開発されたコンピュータ囲碁プログラムAlphaGoが勝利したのは記憶にあたらしいところ。
これまでの定石からはかけ離れた打ち方で、特に中盤から終盤で人間を圧倒しました。
昨今各自動車メーカーが自動運転の研究を進めていますが、実用化が進めばこれまでのモータリゼーションの常識を大きく変えてしまうでしょう。
今回の動画は、フォーミュラEのローマePrixのコースでの行われた人間 vs AI(自動運転)の勝負。
AIは大きなタイム差で人間に負けてしまいますが、オンボード映像をみる限り、ちゃんとレースができるレベルになっていると思います。
RCカーに置き換えてみると、なにができるでしょうか。
・自分と同じくらいの周回タイムにAIを設定して、チキチキトレーニング
・速い走行ラインの考察
・セッティングアドバイス
むしろ、コストもあまりかからずテスト走行し放題のRCカーを、AIレース研究の序盤で活用するのもいいかもしれません。
マシン側にセンサー類を取り付けて、あとは電気的か機械的な方法で送信機とコンピューターをつなげるのはそれほど難しいことではなさそうです。
既存のRCコースもたくさんあります。レイアウトも様々です。
自動車メーカーが自前で用意するより楽でしょう。
実車とRCカー、大きさが違っても1000分の1秒を競うのは一緒。
RCメーカーや業界にそういう切り口があってもいいなと思います。
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