レビュー1の続きです。
早速開けてみましょう。
右側のユニットにはOリングが入っています。
左側ユニットの先端はボタンビスです。
このボタンビスが、右ユニット内部のOリングにあたって一定のピッチング剛性を生みます。
また左ユニットの長さを微調整することで、ボタンビスとOリングの接触具合を変えられます。これはダンパー効き具合に影響してきます。
またアンチウェアグリスが塗ってあって、この手のものが好きな人はグリスの粘度を変えたりと、いろいろ楽しめそうです。
BD8 2018への装着は簡単でした。センターウエイトとの干渉もなし。
実際に走ってみました。
タイロッドでダイレクトにつなげた場合と比べて、神経質な動きはだいぶ軽減されます。
ピッチングコントロールシステムを装着したけどマシンの動きが難しくなってしまったという人には良い選択肢だと思います。
また、ピッチング剛性が細かく調整できるので、剛性が弱いと感じたら高めることも可能です。
UREE「TCピッチングダンパーユニット」の存在意義は、「これまでになかった間をチョイスできる」ことだと思います。
サスペンションダンパーのスプリングに例えるとわかりやすく、超柔らかいスプリングとリジッドの2つしか選択肢がなかったのが、その間にスプリングやオイルなど選択肢が増えて、コースコンディションにあわせて変えていくイメージ。
新しい選択肢によって、新しい楽しさが生まれます。
協力:SPIRAL
https://www.spiral-rc.com/index.php?main_page=advanced_search_result&search_in_description=1&keyword=UREE
製品情報:UREE
http://uree.blog.jp/archives/25021714.html

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