続きです。
新聞や雑誌が売れないと言われるようになったのはいつごろからでしょうか。
2012年が一般ユーザーのスマホ元年などと言われていますが、そのあたりからだいぶ加速したように思います。
先日コンビニでひさびさにファミ通を買いました。たぶん10年ぶりくらい。
もう以前の誌面の感じとは違っていてテンションが下がってしまったのですが、一方でファミ通.com(週間ファミ通のオンライン版)は非常に情報量も豊富で、こっちは賑わっています。
従来メディアのプロがネットメディア上でもプロとして動いていて、ネットのスピード感とともにメディアとしての質も確保できています。
収益の面でもうまくいっていそうで、カドカワの2017年3月期 通期実績によると、Webサービス事業が、売上高31,275、営業利益2,815。出版事業が売上高113,012、営業利益8,342。※単位は百万円
紙かWebか映像かなんて、その時々で良い方を選択すればいいだけで、どちらを選択したとしてもメディアのやっていることの本質は変わらないじゃないかとファミ通を見ていて思いました。
よく例にあげられるのが、テレビ黎明期に「自分は映画人だからテレビドラマなんて出ない(テレビを下に見ている)」なんて言っていた俳優がどんどん消えていったという現象。
あと、メーカー自身がネットでの発信力を持つようになってきていて、メディアより先に情報を直接ユーザーに届けられちゃうという問題も。
でも、どんどん脱線してきたのでこのへんはまたの機会に・・・。
今回は、廃刊ではなく休刊なのでこれまでとは違った形でRC WORLDのロゴが見られるかもしれないですし、ムックは今後も出るっぽいので楽しみにしています。
おしまい。

0 件のコメント:
コメントを投稿