1976年にタミヤ初の電動RCカーとして発売された「ポルシェターボRSR934」をマニュアルとともに振り返ってみます。
ちなみに、これ以前にもタミヤ製ラジコンは存在していて、タミヤ初のRCモデルは1974年に発売された「M4シャーマン」です。
ポルシェターボRSR934の設計者は、その後のタミヤRCカーグランプリで滝博士として出演していた滝文人氏。
滝博士は70年代「TSR(チーム静岡レーシング)」に所属し、ドライバーとしても活躍されていました。
2013年に開催されたスタワンの耐久レースでは、10年ぶりにレース参戦(`・ω・´)
「10年ぶりなんですよー」と言いながら、うまかったです。
さて、ポルシェターボRSR934に話を戻すと、1976年12月4日に発売後、売れに売れて1年で10万台以上を販売。1980年まで生産が続けられました。
価格は9800円。
マニュアルを見てみると面白いですよ。
ちゃんとギアデフ!
電池ボックスはテープで止めるタイプ。
2015.5.27追記:ではなく、電池を外すためのリボンだそうです。
スピコンにつながっていますね。
たしかTA-01あたりまで、スピコンが付属していたような・・・。
フロント周りはすごくシンプル。金属製のパーツが多いです。
このドライバー人形は、2006年に発売されたタムテックギア版「ポルシェ ターボ RSR 934 レーシング」で当時の金型が使われました。
完成するとこんな感じ。スイッチがリアに付いているんですね。
2015.5.27追記:並列/直列を切り替えるスイッチだそうです。
76年当時の説明書だけど、すごく見やすいです・・・(・∀・)
RCのカー初参入なのに、1年で10万台以上の売り上げはスゴイ。
これがなかったら、今のRCカー事情もだいぶ変わっていたでしょうね。
http://tamiyabase.com/

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