世界戦の前座レースとなった全日本選手権。海外選手は招かれざる客か？

6月5日から7日にかけて谷田部アリーナで開催される「JMRCA1/10電動オフロード全日本選手権」。

この全日本選手権は、今年谷田部アリーナで開催される世界戦のウォームアップレースも兼ねています。

早速谷田部アリーナのブログに海外からの参加選手が掲載されていました。

有名な選手ばっかりですね！

2WD、4WDともに20名以上の海外選手が全日本選手権兼ウォームアップレースに参加します。

JMRCAが公開している「JMRCA 1/10 EPオフロード 全日本選手権 兼 ウォームアップレースに関するお知らせ」を見てみましょう。

全日本選手権とウォームアップレースは、予選、決勝共に、特にクラス分けなどはありません。ウォームアップ レース優勝の獲得権利は、日本人選手と海外選手の両方にありますが、全日本選手権 優勝の獲得権利は、JMRCA会員 (日本国籍を持つもの) のみに与えられます。

とありますので、日本人選手であろうと海外選手であろうと、同じレースを戦います。

問題なのは、もともと全日本選手権は海外選手の参加が許されていますが、世界戦のウォームアップレースとなると、今回のようにたくさんの海外選手が参加することです。

例えば、「去年Cメインだったから、今年はBメインを狙うぞ！」という目標が崩れます。

20名以上の海外強豪選手がいるわけですから、1つか２つは下位メインを走ることになります。

「それがその選手の実力なんだ。悔しかったらもっと速くなれ」という意見もあると思いますが、毎年一つ一つメインを上げることを目標にしてきた選手たちにとって、今回参加する多くの海外選手は招かれざる客といえるでしょう。

http://ameblo.jp/yatabe-arena/entry-12024493776.html