僕が最初に買ったミニ四駆はファルコンJr.でした。
いま見ても、格好いい!!!(`・ω・´)
この当時のミニ四駆はたいてい◯◯Jr.という名前で、タミヤ製バギーのジュニア版としてラインナップされていました。
当時の小学生たちは、このレーサーミニ四駆を楽しみ、そしてあの憧れのラジコンへのステップアップを夢見ていました。
お年玉で買うのも大変でしたよね。
ステック式の超廉価プロポであるアタックSR、アンプ、サーボを揃えるだけでも結構なお値段ですし、しかもバッテリーも高価。
その上、高速充電器なんぞ、小学生はおろか中学生でも買える人はほとんどいなかったんじゃないかな。
だいぶ時がたって、「レーサーミニ四駆はRCへのステップアップを意図していた」というような記事をどこかで見かけました。
その後第二次ブームあたりになると、コロコロコミックの漫画作品「レッツ&ゴー」とともに、フルカウルミニ四駆が発売されます。
この頃になると、ミニ四駆がかなり高度化していて「それだけで面白いもの」となり、ラジコンとの繋がりは希薄になってきました。
ラジコンボディをモデルとしたものが少なくなり、ミニ四駆オリジナルボディが打倒していきます。
第三次ブームの現代。
第一次ブームや、第二次ブームで遊んでいたミニ四駆少年たちがお父さんになり、父と子のコミュニケーションのホビー。さらにはお母さんも巻き込んでいます。
テレビで取り上げられることも多くなっています。
今のミニ四駆はどんどん進化していて、正直「大人が本気で取り組んでも、十分満足できるホビー」になっています。
・・・・あの、、、ラジコンは?
・・・・ラジコンやらないんですかねえ?
タミヤがミニ四駆のイベントをやれば数千人が集まる状況です。
ラジコンのタミグラではそこまで集まられないですし、タイムスケジュールの問題もあります。
JMRCAの全日本だって、年々参加人数が少なくなっています。
ラジコン=気難しそうな人がやっているマイナーでマニアックなホビー
ミニ四駆=家族で楽しめる手軽で本格的なホビー
では悲しすぎます。(´・ω・`)
タイトルに「タミヤの誤算」と書きましたが、タミヤは何も損をしていません。
これだけ売れているんですから。
でも、ラジコンって楽しいと思うんです。
本格的なモータースポーツが、自分ひとりでできるホビー。
ドライバー兼、メカニック兼、エンジニア兼・・・まさに「俺のレーシングチーム」を持っている感じ。
メーカー(タミヤ以外)も、ショップも、サーキットも、もっと手軽に始められる環境を提供してやらないと、そのうち「むかし、ラジコンカーっていう遊びがあってだな・・・」と昔話をするおじいさんになってしまいそうです。

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