RC Racing TVが「RCTV News 045」を公開しました。今回はスペイン・アリカンテで行われた「EFRA 2025年年次総会」の特別回として、来季以降に適用される主要ルール変更が報告されています。
【総合的な変更点】
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レース中の「重大な不正行為」に対して、レースオフィシャルが即時にペナルティを課す権限を持つように変更
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会計・事務総長など主要役職の任期を2年から4年に延長
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トランスポンダーの不具合に関して、記録責任が個人ドライバーに移行
【ICトラック関連】
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「トラック委員会」が新設され、開催サーキットの選定を“推奨(recommend)”形式で行う
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適切なコース規模の確保を目的とし、10分の1スケールマシンが過大なサーキットで走行する事態を防止
【1/8バギー(Eバギー/ニトロ)関連】
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高電圧(HV)バッテリーの使用を禁止。メーカー側の安全推奨を考慮
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ニトロバギーの「ラストチャンス予選(LCQ)」は15分から10分へ短縮
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EバギーのLCQは7分に設定。これにより、従来の「プラクティスファイナル」を廃止し、より意味のある競技走行に
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ABC方式のファイナル構成が提案され、参加人数増加に対応
【1/10バギー関連】
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2WDクラスで「コントロールフロントタイヤ制」を導入。全選手が同一タイヤを使用
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タイヤ使用数制限を新設:
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練習用3セット
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予選用3セット
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決勝用1セット(合計7セットまで)
→ コスト抑制と公平性の確保を目的とする
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全ファイナルで「3ラウンド制(トリプルレグファイナル)」を採用。ただし走行時間増加により、参加枠は最大30名削減の可能性あり
【ラージスケールクラス】
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トップドライバーは「スポーツクラス」への参加が制限される
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スーパーポールは「ウォームアップ+3周」に短縮し、競技時間を圧縮





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