Axialの製品開発者Connor Patton氏による「SCX10III Coyote」の解説動画が公開されました。
本動画では、マーケティングディレクターのBrian Nuñez氏との対談形式で、同マシンの設計意図や技術的特徴が語られています。
SCX10III Coyoteは、従来のスケール志向モデルとは異なり、競技寄りの性能を手頃なRTR仕様で実現することを目的に開発されたモデルです。
【主な特徴】
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Pro-Line製 Coyoteコンペティションボディ
・クリップレス方式でスムーズな脱着
・前後を絞り込んだ形状でタイヤ干渉を回避し、狭所通過性を確保 -
AR45Pポータルアクスル(前10%オーバードライブ)
・滑らかな新型デフカバーを採用し、岩場での引っかかりを軽減
・パナールマウント部にトラス補強を追加し剛性向上
・前輪駆動力を高めることで登坂・旋回性能を向上(オプションで20%まで拡張可能) -
高クリアランスリンク&新設計スライダー(ボートサイド形状)
・滑らかな底面処理と傾斜デザインで、岩場での接触を最小化 -
前方バッテリーマウント
・重心バランスの最適化により、登坂時の安定性を向上 -
新設計サーボトレイ
・ステアリングサーボに加え、標準サイズ/マイクロサイズのウインチサーボを搭載可能 -
SCX10 Proベースのプラスチック製オイルダンパー(専用スプリングレート設定)
・フロントは柔らかめ、リアは硬めに設定
・オイル粘度・スプリング交換など、豊富なチューニング余地あり -
Spektrum SR515 5chレシーバーを標準装備
・ウインチ、ロックライト、DIG機能(後輪駆動ロック)など多チャンネル機能に対応
・DIGコンバージョンキットは別売りで提供 -
KMC Grenadeホイール+Maxxis Trepadorライセンスタイヤ
・実車志向のルックスと高いトラクション性能を両立 -
調整式パナールマウント(ストレート/ポータル両対応)とコンパクトバンパー採用
・操舵角を確保しつつ、アプローチ・デパーチャーアングルも改善
また、RTR+仕様にはSpektrum Smart LiPoバッテリーとUSB-C充電器が付属しており、即走行も可能です。

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