Mighty Nokkey's R.C.部屋が、タミヤ TRF104の真のポテンシャルに迫る走行&セッティング検証動画を公開しました。
スポンジタイヤによるグリップ変化と、リアの挙動を抑え込む繊細なセッティング調整が、約27分にわたり熱量たっぷりに紹介されています。
セッティングの主な変更点と検証内容
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使用タイヤ
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前回に続き、メルセデスC11用スポンジタイヤを使用
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スリップしづらく、10本以上の走行に耐えるロングライフ性能を実感
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リアウイングのマウント変更
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従来のモーターマウント側からシャーシ直付けに変更し、横方向のタイヤつぶれを抑制
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ハイグリップ路面において明らかな走行安定性向上を確認
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ホイールベースの短縮(ショートホイルベース化)
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アクスル位置を前方に移動し、旋回性向上を狙う
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インフィールドでは驚くほどの小回り性能を実現したが、高速コーナーでは不安定に
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リアアクスルの高さ調整
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アクスルシャフトを上げて車高を下げる調整を実施
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車の重心が下がり、前荷重のかかり方が変化。ブレーキング時の安定感向上を狙うも、アンダーステア傾向に
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フリクションロッドのグリス追加
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ロールスピードを落とし、挙動のしっとり感を確保
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操縦しやすさが増した一方、インフィールドでのレスポンス低下に課題
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ロールスプリングのテンション強化
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ダンパーグリスと併用し、ロール量そのものを制限
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最終的に「巻き」が減り、リアの跳ね返りも改善
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デフの初期締め具合の微調整
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スルスル→やや締め方向へ15分単位で調整
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ブレーキング時の安定感とコーナーでの路面追従性が改善
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タイヤの左右入れ替えで劇的改善
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原因不明だった高速コーナーでの「巻き」を解消
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最終的に「滑らない・曲がる・攻められる」F1走行に成功
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最終走行の評価と今後の展望
動画終盤では、走行安定性とライン自由度の両立に成功し、まさに「これぞF1」という理想的な挙動に到達。15.5Tモーターでは物足りないほどシャーシ性能が高まり、さらなるハイパワーモーターへの意欲も語られました。

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