Jilles Groskamp選手が、自身のIF15-2に対して実施した“走行後の簡易メンテナンス”の内容を紹介しています。
主な手順とチェックポイント
1. トップデッキ周辺の清掃
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上部アームとブレーキリンケージを外してトップデッキを取り外す
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サーボ下やタンク周辺にたまりやすい砂や埃を清掃
2. 燃料タンクの洗浄
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ブレーキクリーナーを使って内部・フィルターを洗浄
3. ベルト系の点検
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中央・前後ベルトを外して、INFINITY製フックツールでゴミ・ゴム片を除去
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プーリー内の異物を粘着ゴムやブラシで清掃
4. デフとドライブシャフトの取り外しと清掃
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前後のバルクヘッドを取り外し、デフユニットを取り出す
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ドライブシャフトは全て取り外し、グリスやブレーキクリーナーで清掃
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必要に応じてSMJ製ベアリングオイルとジョイントグリスを使用して再組立て
5. サスペンション各部の点検
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アッパーアームやハブの動作確認(スムーズか)
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グラつきや異音がないかを確認し、特に異常がなければ分解不要
6. ショックの点検
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スプリングを外し、空気の混入や引っかかりがないか確認
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問題がなければ再使用可能
7. 再組立てと仕上げ
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前後デフ・シャフト・ショックを組み直し、トップデッキは平らな面で締め付けて真っ直ぐに固定
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燃料タンクとエンジンも再取り付けし、最終チェック
ポイント
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ベアリングは完全に分解せず、必要最小限で清掃と注油
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サスペンションジオメトリ(キャンバー・トー)を崩さずメンテナンスできる工夫
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実施時間は約40分。日常メンテとして効率的で実用的な内容

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