RCレーシングブランド「Schumacher Racing」の代表、Robin Schumacher氏が登場し、同社の歴史や今後の展望について語りました。
Robin氏は、RCレースの世界がこの18年で成熟し、COVID-19以降の回復もあり再び活気づいていると述べます。Schumacherはかつてニッチなメーカーでしたが、電動レーシングに集中する戦略を通じて、現在は主流ブランドのひとつに成長したと説明。
一時はニトロ系のRTR市場にも参入しましたが、量産コストの課題や中国製品の台頭により撤退。以降は1/10電動レーシングに専念し、F1、12分の1スケール、オフロードなど多様なクラスに対応したマシンを展開しています。
開発の際は、プロドライバー向けの性能とクラブレベルの扱いやすさの両立を重視しており、標準仕様は扱いやすく、オプションパーツで高度な調整が可能としています。
また、同社の看板ドライバーであるMichal Orlowski選手との関係性や成長のエピソードも紹介。Robin氏自身は、かつてCecil Schumacher氏の息子としてRCにのめり込み、留学や海外勤務を経て2000年に代表へ就任。今後も業界は安定しており、将来的には新たなプロジェクトも控えていると締めくくりました。

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