NorisukeAutoWorksが「ラジコンパーツの寿命が劇的に伸びるグリスとその使い方」を公開しました。
NorisukeAutoWorksが、ラジコンの高性能化に伴うパーツの摩耗対策として、RC用ギアグリス2種類(青タイプ・赤タイプ)をリリースしました。両タイプとも高粘度・高定着性タイプで、部位ごとに適した使用が推奨されています。
グリスの特徴
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赤タイプ:
低フリクションで定着性が良く、ベアリング内部などに最適。走行初期は重めだが、馴染むと滑らかな動きに。 -
青タイプ:
定着力が非常に高く、飛散しにくい設計。万一飛んでも油膜が残る仕様で、リングギアやユニバーサルピン部など高回転・摩耗しやすい箇所に最適。
使用例と解説
- リア周りのベアリング6個を徹底洗浄し、赤グリスを圧入
- ユニバーサルジョイントの摺動部・ピン・カップ部には青グリスを塗布し摩耗を防止
- リングギアとベベルギアにも青グリスを塗り、噛み合いとバックラッシュの確認を実施
組み付けのポイント
- 異なるグリスの混用は厳禁。古いグリスは完全に除去してから使用
- SHIBATA製スペーサーなどを使用してベアリングの回転性能を確保
- 組み付け時はバックラッシュを適正に調整することでギアの長寿命化につながる
実走後の感想
- 赤グリスは初期は少し重いが、馴染むと非常にスムーズに回転
- 青グリスを使用した箇所は、摩耗が著しく減少
- 長期使用でもピンやギアの消耗が抑えられ、部品寿命の延長に効果的

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