SchumacherのMichal Orlowski選手が、TITC(Thailand International Touring Car Championship)において総合TQを獲得しました。初参戦ながら3連続で予選トップを記録し、決勝でのポールポジションを確定させました。
TITCは「ツーリングカーの非公式世界選手権」とも言われる難関レースですが、今回の展開は昨年11月のIFMAR世界選手権と似た構図になっています。Orlowski選手とBruno Coelho選手が抜きん出た速さを見せ、他のドライバーは3位争いに集中する展開となっています。
今回のQ3はQ2より遅いタイムとなりましたが、トップ6の順位は変わらず、Orlowski選手がCoelho選手に0.058秒差で勝利。Marc Rheinard選手(Awesomatix)は3位となり、Lucas Urbain選手が4位、Akio Sobue選手と石岡勇人選手(Axon)が5位・6位で続きました。
各選手のコメント
Michal Orlowski選手(TQ獲得)
「非常に良い結果でした。コースのコンディションが変化しても安定したセットアップができていることが大きな強みです。Q3では少し変更を加えましたが、序盤はリアのグリップが足りず、Brunoに追いつかれました。その後、タイヤのグリップが落ち着いたことで走りやすくなり、再びトップに戻ることができました。TQは嬉しいですが、決勝は何が起こるかわかりません。」
Bruno Coelho選手(2位)
「またしても非常に僅差のレースでした。ミスなく走れましたし、クルマの調子も良いので満足しています。新しいチームでの初レースですが、厳しい戦いの中でも順調に仕上がっています。MichalがTQを確定させたことで、決勝に向けていくつかのテストができるのは良いことですね。」
Marc Rheinard選手(3位)
「タイヤの接着は今回は問題ありませんでしたが、レース中にいくつかミスがありました。特にストレート手前の縁石に当てすぎて、クルマが少し不安定になりました。それでもトップとの差は縮まっているので、明日のQ4でさらにセットアップを煮詰めたいですね。」
出所:REDRC

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