Losiが新たに発表した「Promoto-SM」は、RCバイクの領域をさらに広げるモデルです。このRCスーパーモトバイクは、アスファルトやコンクリートなどの舗装路での使用を想定しており、「Promoto-MX」のリアルなダートバイク体験を踏襲しつつ、オンロード向けに改良されています。
特徴的な改良点としては、Pro-Line Racing製の専用SMストリートタイヤを装着し、小径ホイールを採用。これにより、静音性を高めながらも、舗装路でのトラクションを向上させています。また、パワフルなフロントブレーキキャリパーと改良されたリーンバーホイールにより、リーン角度が大幅に増加し、スムーズでダイナミックな走行が可能になりました。
デザイン面では、短いフロントフェンダーやハンドガード、公式ライセンスのFXRグラフィックとライダーギアを装備し、本物のスーパーモトバイクを彷彿とさせる外観を実現しています。
さらに、電子技術と機械技術が融合した革新的な設計が特徴です。電子技術では、2700Kvモーターとスチール製フライホイールをフレーム中央に搭載。フライホイールが22,000rpmを超える回転でジャイロ効果を発揮し、抜群の安定性を提供します。また、特許出願中のSpektrum MS6Xテクノロジーが、ドライバーの操作を精密に反映し、自然なリーンやターン、ウイリーを実現します。
機械技術では、フルサイズのモーターサイクルのサスペンションジオメトリを研究し、後輪サスペンションのグリップ力と着地時の安定性を向上。新設計のフロントフォークはシリコーンダンピングフルードで調整可能で、ライドハイトも調整可能です。前後のホイールブレーキシステムが採用され、従来の後輪ブレーキのみの場合に比べ、制動距離が半分に短縮されています。

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