世界選手権中止

IFMARが2021年のイベントに関する最新情報を公開。

昨年、新型コロナウイルスの感染拡大により、2020年のレースプログラムを2021年に延期することを決定しましたが、今回2大会の中止を発表しました。

・1/10スケールICツーリングカー世界選手権（オーストラリア）

・1/8スケールオフロードバギー世界選手権（ブラジル）

以下はIFMARのリリースです。

2020年、世界選手権のレースは非常に限られていました。すべてのRCモータースポーツコミュニティは、2021年のIFMAR世界選手権を楽しみにしていました。

残念なことに、新型コロナウイルスによるパンデミックは世界の非常に大きな地域でまだ猛威を振るっており、多くの国では大量のワクチン接種さえ開始されていません。

2021年の残りの期間は、誰にとっても未知数であり、希望であり、そして推測となります。舞台裏では、日程を変更したり延期したりして、選手たちにワールドレースを提供したいという楽観的な願望がありました。

今日では、安全かつ責任のあるイベントをいつ行うことが可能になるかを正確に予測することは誰にもできません。IFMARは、今後数ヶ月の間、世界中の人々をレーストラックに呼ぶ気にはならないでしょう。さらに、世界規模のイベントを開催するということは、多くの準備と、必要な手配をすべて確実にするための長い期間が必要であり、2週間で開始することは不可能なのです。

このような状況の中、オーストラリアのブリスベンで開催される予定だった1/10スケールICツーリングカー世界選手権とブラジルのシアノルテで開催される予定だった1/8スケールオフロードバギー世界選手権を中止するという決定を下しました。

また、イタリアのグッビオで開催される残りの1/10電動オンロードは、夏以降に延期となります。この延期は厳密には暫定的なものであることをご了承ください。最終的な決定は5月中に予定されており、皆が必要な行動を取ることができるように、できるだけ早く発表されます。IFMARとしては、この短期間の延期はご不便をおかけすることを承知しておりますが、やむを得ないことではあります。

IFMARは、愛好家の皆様、協賛企業、主催者、そのクルー、そしてRCモータースポーツコミュニティの皆様のご理解に心から感謝するとともに、安全に再び一緒にレースができる健康で明るい未来を楽しみにしています。

出所：IFMAR