セッティングとかレース理論を語れるような立場ではないんですが、「最近全然レース結果でないよ~」とよく言われるので個人的見解をメモ書き程度に。
1・固定観念をもたない
ツーリングカーがハイサイド気味になると、僕は遠慮なくタイヤサイドに瞬着を塗るんですが、それを嫌う人が多いです。(半数以上はいやぁ、それは・・と敬遠する傾向)
たぶん、セッティングへのこだわりがあって、なんとかジオメトリーをいじってハイサイドを防ぎたいんだと思うんですが、EOSとかAOCなどに出ているトップレベルのドライバーでも、そういう路面になれば瞬着は塗ります。
先日、TeamYOKOMOがFacebookページに掲載したBD7 2015のEOS用ベースセッティングシートには「タイヤのサイドウォールに瞬着を塗るべし!」とありました。
また、谷田部アリーナで開催された第1回AOCが終わった後、サイドに瞬着を塗ったタイヤが大量に捨ててありました。
2・レース中100%の力を出し続けることを諦める
5分間なり8分間なりのレース中、僕らみたいなサンデードライバーが常に100%の力を出し続けることは不可能だと思っています。出来る人がいるとすれば、毎回世界戦で上位に入るようなドライバーさん達だけ。
しかし、そういうトップドライバーさん達でも、レース動画を良く見ると「あ、いま休んでるかも」という時間帯があります。(休んでいてもかなり速いですが・・・(;´∀`))
自分の実力の100%で走るということは常にリスクが付きまとうので、本当に勝負しなければいけない1分くらいだけ100%。あとは70-80%くらいにすると変なミスが減って、トータルではレース結果がよくなると思います。
3・エキスパートドライバーの話を鵜呑みにしない
有名なドライバーや行きつけのサーキットにいるエキスパートドライバーからアドバイスをもらうと、その人が言うようなセッティングにしよう、そういう走らせ方にしようと思ってしまうのですが、エキスパートドライバーにもいろんなスタイルの人がいます。
極端に舵角が狭い/広い人、極端に後曲がりな人、極端にロールを好む人、極端に初期を出したがる人、曲がらないセットを好む人。
僕がミニッツをやっていた頃に経験したのは、ぶっ壊れているんじゃないかと思うくらい後曲がりなマシンなのに、レースで必ず上位の人がいたことでした。
その辺がわかっているエキスパートさんは「自分はこういうセットだけど・・・(君に合うかどうかはわからない)」という言い方をします。
エキスパートのセットはとても参考になりますが、結局は自分で見つけなければいけないですね。

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