モンスタートラック好きなんです。
走破性が良いからほぼどこでも遊べるし、レース志向ではないRCとしては最高のカテゴリだと思います。
ただ、日本のユーザーは競技向け製品にはお金を出すものの、こういう純粋な遊びとしての製品にはお金を出さない傾向があると考えています。
いくらフルメタルギアだの、スリッパークラッチなど、ブラシレスモーターだの、ダブルハイトルクサーボなの売り文句があっても、「レースで使えない」の一言で売れにくい状況です。
京商もいろいろ出しているけど、あれ、日本国内での販売はそもそも期待していないでしょ?と思う。はじめから海外をターゲットにしているように思います。
タミヤのWR-02やCW-01をモンスタートラックと定義するなら、タミヤが一番売っているはず。僕も両方のシャーシを持っているけど「確かに楽しい、でもなんか物足りない」というのが正直な感想。そもそも安い価格帯の製品なので、スリッパークラッチもないし、サスアームもフニャフニャ、パワーソースを上げていくとマシンが破錠する。
だからといって、高性能高価格化していくと売れないんです。たぶん。
有名どころではHPI(海外メーカーだけど)が一番良いのですが、パーツ供給体制が貧弱すぎるのが致命的。新作TCのPRO5が良さそうなんだけど、パーツ供給を理由に買わなかった人は多いはず。
Axialは素晴らしい。だけど、Axialや代理店であるトレスレイの事情があって、「○○○が生産中止になりました。パーツ供給はするけど在庫しているものだけです」みたいなことを平気で発表する。これ残酷な余命宣告です。サスアーム一本壊しただけで数万円で買ったマシンが終わります。
家電とは違うので販売終了後何年以内はパーツ供給すべし!みたいなのがない。だから即死亡を受け入れるか、ユーザー自身が流用できるものを探すしかない。
同じ理由で、TRAXXASを取り扱っていた頃のハイテックマルチプレックスもそうだったですね。
アジアに目を向けてみると、素晴らしい製品が有ります
僕がスゴイなと思っているのはThunderTiger。
「KAISER eMTA Monster Truck」はボディの造形が超ダサいんですが。走行性能を考えた時にかなり良く出来てる。
「BUSHMASTER Desert Buggy 4WD」はモンスタートラックというよりもデザートバギーだけど、これも文句なしの走り。
昔エンルートが売っていたBSD Racingの「BS909T」。
このビデオを見た時もテンション上がるような走りでした。
いまはスクエアが販売していて、1/8版の「BS810T」も販売してる。
BS810Tはリポ4セル!ダブルサーボ!で、すごく良く出来ているんだけど、定価62,500円なので、買うのに勇気がいる。
1/8スケールなので、1/10スケールのBS909Tの方が子どもと遊ぶにはいいかも。定価も27,800円と、ぐっと安くなります。
さらにHSP「Brontosaurus Monster Jeep 1/10 RTR Pro」をエアクラフトが取り扱っていますね。HSPは「安値へ挑戦!」的なラインナップ。確かに安い。でもBSDと比べると基本設計がちぐはぐしているように思う。とにかく、安く手に入れない人にはいいかも。
と、さんざんディスったところで、次に続きます。

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