TITC 2025の最終レースとなるA3が、今大会で最も白熱したレースとなった。Bruno Coelhoが激しいバトルの末に勝利し、総合2位を獲得。3位にはMarc Rheinard選手が入り、2年連続で表彰台を確保した。
A2でのMichal Orlowskiの圧倒的な勝利により、タイトル争いは決着。A3は2位・3位争いが焦点となった。予選2番手のCoelhoが新型INFINITYマシンでレースをリードし、RheinardのAwesomatixがこれを猛追。レース中盤にはAxonのSobue Akio選手が3位争いを制する展開となった。
終盤、RheinardがCoelhoをとらえ、最終ラップで一度は前に出たものの、最後のコーナーでCoelhoが見事に差し返し、逆転で2位を確定。Rheinardは惜しくも3位となった。
Coelhoのコメント
「新型マシンでの初レースとしては素晴らしい結果。もちろんもっと良い結果を出したかったが、まだ開発途中のマシンでこの成績は非常にポジティブだ。」
A3については、「Marcを抑えなければならなかったが、レース終盤は緊張して小さなミスを連発してしまい、彼に追いつかれた。最後はいいバトルができたし、RCらしい熱い瞬間だった。」と語った。
Rheinardのコメント
「最後のコーナーでミスをしてしまった。すでに前に出ていたのに、不要にインを攻めすぎてバランスを崩した。最後の詰めを誤ったのが悔しい。」と振り返った。
また、総合3位については「表彰台には乗れたが、勝つことがすべて。まだ悔しさが残る。」と本音を明かした。
出所:REDRC

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