HOBBYWINGのチームドライバーであるSpencer Rifkin選手とMatthew Gonzalez選手が、スペックレースにおけるESCキャパシターの考え方について解説しています。
動画はSDRC Racewayで開催された2025年シーズンエンドイベントの現地で撮影されています。
解説の中心となっているのは、スペッククラスにおいてキャパシターを追加することが走行フィーリングにどのような影響を与えるのか、という点です。従来、一部のユーザーの間ではキャパシターを増設することで出力面に変化が出ると考えられてきましたが、動画内では「出力そのもの」ではなく、スロットルのオン・オフ時に発生するレスポンスやリップル電流の低減が主な効果であると説明しています。
Matthew Gonzalez選手は、オフロードマシンでジャンプの着地後やコーナー立ち上がり時に感じやすい遅れが、キャパシター容量を増やすことで軽減される点に言及しています。特にスロットル操作に対する立ち上がりがより素早くなり、一定したフィーリングが得られる点がポイントとして紹介されています。
また、HOBBYWINGが新たに展開している「Module C」キャパシターモジュールについても触れられています。これは従来の複数キャパシター構成と比較して軽量で、配線スペースを抑えながらも安定した特性を得られる構成です。
動画後半では、キャパシター構成がブレーキフィーリングやレース終盤の電圧維持に与える影響についても言及されており、ギア比やタイミング設定の考え方にもつながる内容となっています。





0 件のコメント:
コメントを投稿