Adam Drake選手が、無限精機MBXシリーズなどにおけるアンチスクワット設定の役割と効果について解説する動画を公開しました。
アンチスクワットとは、リヤサスアームの内側ヒンジピンがシャーシに対して傾斜する角度設定のことで、主に加速時の姿勢変化(スクワット=沈み込み)を抑える効果があります。
【主な解説ポイント】
- 
アンチスクワット角が大きいと: 
 リヤの沈み込みが減り、より高い姿勢を保つ。車高変化が少なく、ジャンプの跳ね上がりも良好。コーナー進入時の荷重移動が増え、中速〜中間旋回でのステアリング応答性が向上する傾向にあります。
- 
アンチスクワット角が小さいと: 
 路面追従性が高まり、小さなギャップでもタイヤの接地が保たれやすい。特にコーナー立ち上がりで加速しながらの微細な凹凸が多い路面では効果的。
- 
標準設定: 
 MBX8Rでは、バギーは2°(Cブロック:下・内、Dブロック:下・中央)、トラックでは3°に設定することが多いとのこと。
- 
チューニングアドバイス: 
 グリップ状況や他のセッティング要素(バランス・スプリング・ダンパー)との組み合わせで効果は変化するため、走行テストと記録の繰り返しが重要だと述べています。
 
 





0 件のコメント:
コメントを投稿