ヨコモ公式ブログにて、電動オフロードカー「スーパーオフロード3.0(SO 3.0)」を使用したチャンプ相模原での走行レポートが公開されました。
冷房完備の快適なピット環境で行われた今回のテストでは、逆回りレイアウトが採用され、特にジャンプ性能が試されるセクションが注目ポイントとなりました。
【ストック2WDでのジャンプ攻略】
コース奥の二連ジャンプは、モディファイドモーターであれば問題ないものの、17.5Tストック2WDではグリップ低下により飛びにくくなる場面も。今回のレポートでは、この問題への対策が細かく紹介されています。
【ジャンプ性能を引き出すポイント】
■ タイヤ選定
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基本:グリーンコンパウンド(横グリップ重視)
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暑さ対応:アクアコンパウンドも選択肢
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筆者の好み:シルバーコンパウンド(縦グリップ強)
■ ピニオン調整
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ギア比変更:27〜28Tに変更
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路面グリップが落ちた際のパワー補正として有効
■ ESC設定(RPX3)
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Compress値を30%まで上昇
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周波数:2000、PUNCH:20
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短い助走でも加速力を確保
■ ダンパー調整
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アルミブッシュ → 樹脂製に戻す
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路面追従性の向上とジャンプ進入時の安定化
【新製品:YT-RWS70 レーシングバッテリーウエイト】
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厚さ1mm/重量34gのショートリポ用
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1枚で約69gの増加
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1500g規定対策やダート路面でのトラクション増強に有効
【タイヤインプレッション】
■ TR-670H クレイバー H
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シルバータイヤに近いグリップを発揮
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使用済みエリプスのインナーと組み合わせることでギャップ追従性が向上
■ TF-640S トリガー S
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ダートウェブのグリーンとシルバーの中間的フィーリング
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JC製新品モールドとの組み合わせで素直な曲がりを実現
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フロントのグリップを落とすには4WD F用インナーを活用
【充電環境】
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RP-740DC Racing Performer 740 DCチャージャー
連続走行に欠かせない高速充電性能を評価
今回の走行ではSO 3.0が非常に良好なパフォーマンスを発揮し、ジャンプ性能を中心にセットアップの方向性が明確に示されました。
出所:ヨコモ

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