G-Force RC Monkey サル二郎商店 SUB-C

14.8.25

2度の世界王者 Alexander Hagberg選手インタビュー

ブランク

 


ETS 2025/26シーズン第2戦がオーストリア・Aigenで開催されました。

その会場で、2度のIFMAR世界チャンピオンに輝いたAlexander Hagberg選手がOli Meggitt氏のインタビューに応じました。


初めての世界タイトルについて

Alexander Hagberg選手は、1/12スケールと1/10スケールで世界タイトルを獲得しています。初めての世界選手権でゴールラインを越えた瞬間について尋ねられると、「正直、ほとんど信じられない気持ちでした」と振り返ります。世界選手権は各クラス2年に1度しかなく、チャンスは限られています。そのため、「全てが噛み合わなければ勝てない特別なレースです」と語りました。


世界戦に向けた準備と心構え

普段から競争心を持ってレースに臨んでいるものの、世界選手権では「無意識のうちに5%ほど余計に力が入ります」とAlexander Hagberg選手。マシンの整備やテストの時間も増やし、通常よりも入念に準備を行うそうです。


プロドライバーとしての活動

現在、Alexander Hagberg選手はXRAYチームのプロドライバーとして活動しています。活動内容はレースやテスト走行に加え、SNS発信、マニュアルや新製品説明文の作成、顧客対応など多岐にわたります。「プロレーサーの役割は昔と比べて大きく変わりました」と語り、レース外での広報・サポート活動の重要性を強調しました。


家族と生活拠点の変化

スウェーデン出身のAlexander Hagberg選手は、英国で数年過ごした後、現在は妻の母国であるポルトガルに在住しています。息子は今年6歳になり、9月から小学校に通い始める予定です。「以前はRCが人生の100%でしたが、今は家族との時間も大切にしています」と話しました。


将来の目標

将来については「まだ世界選手権をもう一度獲りたい気持ちはありますが、現実的には若い世代にバトンを渡す時も来るでしょう」と述べています。今後はチームマネージャーや開発、販売・マーケティングなど、サーキット外での役割にも比重を置いていく考えです。
また、個人的な夢として「1/12スケールのヨーロッパ選手権で10回目の優勝を達成したい」と語り、まだまだ挑戦を続ける姿勢を見せました。



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