HOBBYWING Officialが公式YouTubeチャンネルで公開した「The Charlie Show」エピソード422では、XR10 Pro G3およびG3X用ESCのブレーキチューニング方法が解説されています。今回のテーマは、特に難しいと感じることが多いブレーキ設定に焦点を当て、各項目の意味と調整のポイントを丁寧に紹介しています。
動画で紹介された主な内容
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ドラッグブレーキ
ニュートラル時に自動で効くブレーキ設定で、減速時のコントロールを助けます。加えて、ドラッグブレーキレートとドラッグブレーキ周波数の設定があり、ブレーキの効き始めの速さやフィーリングを調整できます。周波数は低めでアグレッシブ、高めでスムーズになります。 -
最大ブレーキ力
無線機側でのブレーキ設定を下げすぎると分解能が低下し調整が荒くなるため、ESC側で適切に調整しておくことが推奨されています。 -
ブレーキレートコントロール
ドライバーの操作に対して、ESCがどのようにブレーキを適用するかを調整する設定。20に設定するとリニア(操作とESCの動作が1:1)、低めに設定するとレスポンスが抑えられます。 -
ブレーキ制御方式
「リニア」「トラディショナル」「ディスクブレーキ」の3種類が選択可能。通常は「リニア」を推奨していますが、フロントブレーキの効きが強すぎて調整しづらい場合は「トラディショナル」を試すと効果的です。「ディスクブレーキ」は特殊な場面での使用向けで、強力なブレーキが必要な場合に有効です。 -
ディスクブレーキ専用のABS設定
「ABSフォース」を調整して、ブレーキの強さを細かく設定できます。値を上げるとソフト、下げるとアグレッシブな特性になります。 -
ブレーキカーブと周波数
カーブ(エクスポネンシャル)設定では、ブレーキの効き方を自分好みにカスタマイズできます。さらに、最新のアップデートで追加された「カスタムブレーキカーブ」では、スロットルポジションごとのブレーキ周波数を自由に設定でき、高速域・低速域でのブレーキ特性を最適化できます。 -
ブレーキ周波数カスタマイズのポイント
高速域では高い周波数設定で柔らかい効き、低速域では低めの周波数設定でしっかりしたブレーキを作ると、走行中の安定感と操作性が向上します。

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