MRCが「広坂正美 19年連続世界チャンピオンのメンタリティ」を公開。
このインタビューでは、広坂正美氏が世界選手権への挑戦、引退の決断、レースにかける情熱について語っています。
主な内容
世界大会への挑戦
世界の頂点を目指すには、最低でも2年間の徹底したトレーニングが必要であり、その期間は他のことを犠牲にする覚悟が求められる。トップレベルでは、天才的な才能を持つ選手がさらに努力を重ねており、競争の厳しさは計り知れない。引退の決断
チャンピオンとして活躍していたが、勝てないと感じた時点で引退を決意。ボロボロになるまで競技を続けるのではなく、適切なタイミングで身を引くことが重要だと考えた。レースの厳しさと微差の勝負
5分間のレースで1秒の差を詰めるためには、徹底的な集中とトレーニングが必要になる。RCカーの性能がほぼ均一なため、ドライバーのミスが勝敗を左右する。若さと視力の重要性
10代が最も身体能力に優れ、視力や反射神経が最適な状態。20代になると経験とノウハウが加わるが、30代以降は視力の衰えが影響を及ぼし、精密なライン取りが難しくなる。ラジコン競技への情熱と次の目標
18年連続でチャンピオンになり、人生の目標を達成。その後も業界に貢献するために活動を続け、今後はラジコン業界や世間に役立つ大規模なイベント開催を目指している。レースの駆け引きとプロとしての責任
レースでは相手との駆け引きがあり、ぶつからずに勝つことが理想。ガチレースとエキシビションレースの違いを理解しながら、観客を楽しませることもプロの役割。RC業界の未来と後進への期待
若い世代の活躍に期待し、業界全体の発展に貢献することを目標としている。自身が憧れられる存在であり続けるため、誠実な姿勢で競技と向き合っている。

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