Jilles Groskamp選手がINFINITY IF18-3のバンプステアについて詳しく解説。以前のIF14やIF5のバンプステアにも触れながら、今回はIF18-3に特化した説明を行いました。
バンプステアとは
バンプステアとは、サスペンションが上下動する際にタイヤのトー角(内向き・外向きの角度)が変化する現象。これにより、マシンの挙動が変わるため、適切な調整が重要。
バンプステアの影響
シムが多い場合(ステアリングリンクに角度がつく場合)
- サスペンションが縮んだ際にトーアウトが増加
- コーナリング時にバンプを踏んでもステアリングが安定しやすい
- マシンの動きがスムーズになり、扱いやすくなる
シムなし(フラットなステアリングリンク)
- サスペンションが縮んだ際にトーインが増加
- コーナリング中にバンプを踏むとステアリングが増し、マシンがアグレッシブになる
- 操作がピーキーになる可能性がある
チーム推奨の基本セット
- 外側(ナックル側):シムなし
- 内側(サーボセイバー側):2mmシム
このセットにより、自然なバンプステア特性を確保し、安定したハンドリングを実現。
微調整の方法
- アグレッシブなステアリングを求める場合
- シムを減らして外側0mm、内側も少なめに設定
- スムーズなステアリングを求める場合
- 外側と内側にシムを追加し、ステアリングリンクの角度をつける
特に、ナックル側のシム調整が簡単で、素早く変更できる。
結論
IF18-3のバンプステアは、外側0mm、内側2mmが基本セット。
ステアリング特性を変えたい場合は、1mm単位で調整し、必要に応じて0.5mmの微調整を試すのが効果的。

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