G-Force RC Monkey サル二郎商店 SUB-C

11.9.22

【RED RC】「常に新しいタイトルを増やしたい」Marc Rheinard、世界選手権復帰に意欲満々

ブランク

 


RED RCの記事を和訳しています。


6年前、電動ツーリングカーは全く違った様相を呈していました。

RCカーの最も有名なブランドの1つが、注目のファクトリーレースチームを擁していたのです。RCカーのレースをしていると言えば、「昔はタミヤを使っていた」と答える人がほとんどでしょう。

残念ながら、TRFチームは世界中のAメインで大きな力を発揮することはなくなりましたが、彼らを最も成功に導いたドライバーは、2016年北京大会以来、世界選手権の戦いに戻ってきました。

3度のチャンピオンであるMarc Rheinardがいないツーリングカー世界選手権は奇妙な経験で、2018年もそうでした。このドイツ人は2004年にアメリカのキシミでデビューし、勝利してシーンに登場して以来、初めて世界選手権を欠場しました。


2016年末にタミヤチームが解散した後に、Marc RheinardがINFINITYに加入。しかしこのカテゴリーの新参者であるINFINITYは、南アフリカへの渡航を見送ることになりました。

6年という長い間、このスポーツ最大の賞の獲得に挑戦してきましたが、Marc Rheinardが単に数を増やすために戻ってきたのではないことは明らかです。

彼はこのレースを誰よりも長く待ち望み、世界選手権の雰囲気が彼のベストを常に引き出してきました。最近の彼の活躍ぶりは、見ている人たちにもドライバーとしての彼自身にも、彼がこの競争に加わっていくことを強く示唆しています。10年前に最後のタイトルを手渡した彼は、それを取り戻す準備ができていることでしょう。

先月のETSでは、Awesomatixドライバーとして初の勝利をおさめ、「自分は常に次の世界タイトルの獲得を目指している」と語っています。



タミヤ時代には、多くの若いレーサーが夢を追いかけるきっかけとなったロックスター的なライフスタイルを楽しんでいましたが、現在は、より小規模なチームであるAwesomatixに所属しています。

Lucas Urbain、 Michele Manzo、そしてオフロードのエース、David Ronnefalkが開発チームを構成していますが、「大きなチームではない」といっても、Marc Rheinardがタイトルナンバー4、1/12世界選手権での2勝を含めればタイトルナンバー6を目指していることに変わりはありません。

グッビオに向かう前にイタリアで数日間の休暇を楽しんでいるMarc Rheinardに話を聞くと、彼は自分のパッケージとサポートチームにとても自信を持ってイベントに臨んでいるとのこと。


これまでのように、日本からスペシャルパーツを積んで飛んでくるようなことはありませんが、Tim Wahl氏が彼のマシンをサポートしてくれることに、Marc Rheinardはとても興奮しています。Timは、モディファイの全盛期にETSで表彰台を獲得している実力者です。

MarcがETSで優勝した背景には「Mr.Awesomatix」Max Machlerと共に、Timがドライバーから車の準備の責任を引き受け、Marcはレースだけに集中できるようになったことがあります。

「Timは、マシンのすべての作業を行う予定です。私は彼を本当に信頼している。彼はAwesomatixの知識が豊富で、本当に素晴らしい方法でマシンを仕上げてくれるんだ」

マシンの面では、Marcは世界選手権に向けた特別な開発パーツはなく、Ronald VolkerやChristopher Krappを抑えてドイツ選手権タイトルを獲得するなど、最近の成功をもたらしたのと同じパッケージであることを喜んで明らかにしました。


Marcは「主役はBruno Coelhoだ」と言いながらも、「ワンマンショーにはならないだろう」と付け加えました。

XRAYはETSに参戦していないため、現役の世界チャンピオンと対戦する機会はありませんが、XRAYの本拠地であるHudy Arenaで行われたヨーロッパ選手権で、ポルトガルのスターに次ぐ2位を獲得したことは、Marcにとって励みになっているようです。

2014年大会の松倉直人はアジア勢をリードすることが予想されるが、Yannic PrümperとChristopher Krappが「間違いなく速い」と信じて疑わない様子。

IFMARチャンピオンシップの第11回大会では、新たなサプライズタレントの登場を期待できるかという質問に対しては、「これまでと同じような名前になると思います」との答え。

また、プロストックに求められるドライビングスタイルは「見ていて気持ちのいいものではない」とし、モディファイドに進むドライバーにとって不利になるという。彼の意見では、モディファイは現在のストックに比べれば、はるかに戦いやすいクラスであるようです。


今年のヨーロッパ選手権ではタイヤが論争の的となりましたが、夏のグッビオでテストを行ったMarcは、世界選手権用に配布されたホットレースタイヤは「うまくいくだろう」と考えているそうです。わずか8人のドライバーが参加したテストでは、レースで期待されるようなトラクションは得られませんでしたが「タイヤはセットごとに安定していた」とコメント。また、問題が起きるとすぐに発言するドライバーでもあり、ボディ/ウィング・ルールについては「オフィシャルと問題が起きるだろう」と難色を示しました。ボディシェルについては、「ボディは大きな問題になるだろう。昔はプロトフォームのスピード6とLTCRのどちらかを選べばよかったから、もっと簡単だったんだ」と。


Marc Rheinardの世界選手権復帰と頂点への挑戦は、9月14日からお伝えします。


つくばラジコンパーク

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