続きです。
RC WORLDが創刊された1995年当時は、インターネットはあったけどWindow95が発売される前で、ほとんどの人がその存在を知らなかった時代です。パソコン通信の方が主流でした。
毎日のようにネットでラジコンの情報を得るとか、そんなことを考えていた人がどれくらいいたんでしょうか。
まさに今の状況はSFです。
ラジコンの新しい情報なんて、ショップに行くか雑誌を買うかしないと得られないので、こちら(読者側)も必死です。
今月はどんな新しい情報が載っているんだろうとワクワクしながら本屋に向かいます。
ホビー雑誌売り場についたら、まずは立ち読み。
立ち読みといっても買うお金が惜しいわけじゃなくて、レジで買って店を出て袋を開けて・・・としている時間がもったいないから。
買う前にざっと中身を見るんです。
そして「こんな製品がでるのか」「このレースは誰々の優勝だったのか」ということがわかって落ちついてきたら、レジに向かいます。
今はRC雑誌を買っても1回しか見ないですが、当時は何度も繰り返し見ていました。
そのくらい"情報"が貴重なものでした。
親しみやすいRCmagazineに比べ、RC WORLDはどこか大人でお洒落な雰囲気。
掲載されているイラストもリアルなタッチで、RCmagazineとは明らかに異なっていました。
今ではRC WORLDからアメリカンテイストが消えてしまいましたが、誌面のデザインセンスは今でも良いですね。
続く。

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